アメリカ・2歳児5名にホットメルト接着剤を押しつけてやけどを負わせた保育士と、笑って見ていた同僚を逮捕

米ルイジアナ州の保育士が、言うことを聞かない子供たちに腹を立てて2歳児の顔に噛みついた事件をお伝えしてからわずか1か月。今度はイリノイ州から許し難い事件の話題が飛びこんできた。虐待に使用されたのはホットメルト接着剤で、それを2歳児の肌に押し付けていた女の保育士が逮捕された。

ホットグルーガン(ホットメルト接着剤を80~100度の熱で融かしながら使用する工具)は、段ボールの接着から製本まで用途は広く接着力も強力である。米イリノイ州シカゴのある保育施設で17日、その熱いグルーガンを複数名の園児の肌にわざと押し付け火傷を負わせていた女の保育士が逮捕されたことを『シカゴ・トリビューン』などが報じた。

女はシカゴのローガンスクエアにある保育施設「Children’s Learning Place」に勤務していたリザンドラ・E・コーズム(32)。今月1日、園児のうち少なくとも2歳男児2名、同女児3名の腕や手に火傷を負わせた疑いがもたれており、身柄は拘置所に送られたが保釈保証金の設定はなされていない。また、園児たちが「熱い」と訴えて泣いてもその虐待行為を制止することなく笑っていたことがわかり、スザーナ・D・ゴンザレスという27歳の保育士も続いて逮捕された。同施設はこの2人をすでに解雇処分としている。

虐待行為の後、園児の家庭に連絡し「お子さんは自宅で火傷を負いませんでしたか」などと尋ねるふてぶてしさであったコーズム。しかし別の母親が園に「子供が原因不明の火傷を負って帰宅した」と連絡したことから、責任者が監視カメラの映像を分析したところ子供の肌にホットグルーガンを押し当てるコーズムの姿を確認した。

クリスマスの作品作りのために必要だとして園にホットグルーガンを持ち込んでいたコーズム。目的が幼児虐待であった可能性についても詳しい調査が必要であろう。イリノイ州の児童福祉局も調査に入っているなか、コーズムの夫や姉はメディアの取材に「手元が狂っただけ、悪意はなかったと信じて見守っている」と語った。次の出廷は26日に予定されているという。